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スタジオ相談室(第2回)

前回、β版で開室したのは昨年の秋。ご好評いただいたので、定期開催にしたかったのですが、なかなか時間が取れないまま季節は巡り…やっとの第2回開室です。

 

スタジオに勤めることを検討している方のための相談室。

 

スタジオの採用に誘導するための怪しい企(くわだ)てではありません。

 

日ごろ、スタジオの採用面接という形で僕は多くの方にお会いしています。その中で以前から気になっていたのが、面接結果が「○」や「✕」ではなく、「?」となる方のこと。

 

普通の会社なら、「○」ではないしこっちも忙しいからってことで黙ってお引取り頂いて、後日「……末筆ながら、○○様が今後一層のご活躍をされます事をお祈り申し上げます。」って文章を送れば済む話なのかもしれません。でも、僕はそれができない性分です。

 

例えば、採用面接なのに

 

「早く就活の結果を出したいという気持ちはわかります。でも、もう少し自分の写真を深掘りして、漠然とでも方向性を見い出してからスタートしたほうが、結果的に上手くいく可能性は高まると思うのですが、いかがでしょう?」と言ってしまいます。

 

「お話しをお聞きしても、作品を拝見させて頂いても、方向性はこういったスタジオの延長線上ではないとお見受けします。○○○という選択肢をお考えになったことはありますか?」とも。

 

「年齢的にも、経験的にも、作品のクオリティ的にも、今更スタジオに勤めようなんて考えず、自分で撮ることを考えカメラマンとして営業されたほうがいいと思います。足りないのはこれ以上の下積み経験ではなく、自信ではないでしょうか?」とも。

 

だから、「採用面接」のような上手くいかなかったら凹んでしまう緊張の場ではなく、後腐れなく気楽な場が必要だと思った次第。いずれは撮影を仕事にしたいけど、これで本当にいいのかとか、上手くいくのかわからないという不安を少しでも解消できればと思います。

 

〇 将来は撮影に関わる仕事をしたいけどまだ不安が残る方

〇 心の準備ができないまま就活に挑まなければならない方(挑んでいる方)

〇 自分の周りに業界関係者がいないため生の声を聞くことができない方

〇 採用面接の模擬練習をしたい方

 

「第2回スタジオ相談室」7月3日(土)の開催です。スタジオの採用面接に挑む前に、いかがでしょうか?「外苑スタジオ」は受けるつもりはないって方でも歓迎します。詳細・応募方法は「お知らせ」ページの『第2回「スタジオ相談室」開室します』をご覧ください。

 

 

 

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