NEWS & COLUMNS
ニュース & コラム
- コラム
第3回 スタジオ相談室
将来、写真家・フォトグラファー・カメラマンになるために、スタジオに勤めるべきか思案中の方のための相談室。第3回は11月3日(水)に開室します。
申し込み方法詳細は→『第3回 スタジオ相談室開室します』
リクエストをくださっていた皆さん、大変お待たせしました。
日頃、僕はスタジオ・マネージャーとして採用面接という形で多くの方にお会いしています。そんな中で以前から気になっているのが、面接結果に「○」でも「✕」でもなく、「?」となる方がいること。
普通の企業なら、「○」ではないからってことで黙ってお引取り頂き、後日「……末筆ながら、■■様が今後一層のご活躍をされます事をお祈り申し上げます。」って文章を送れば済む話なのかもしれません。でも、僕はそれができない性分なのです。
例えば、採用面接なのに
「早く就活の結果を出したいという気持ちはわかります。でも、もう少し自分の写真を深掘りして、漠然とでも方向性を見い出してからスタートしたほうが、結果的に上手くいく可能性は高まると思うのですが、いかがでしょう?」と言ってしまいます。
「お話しをお聞きしても、作品を拝見させて頂いても、方向性はこういったスタジオの延長線上ではないとお見受けします。○○○という選択肢をお考えになったことはありますか?」とも。
「年齢的にも、経験的にも、作品のクオリティ的にも、今更スタジオに勤めようなんて考えず、自分で撮ることを考えカメラマンとして営業されたほうがいいと思います。足りないのはこれ以上の下積み経験ではなく、自信ではないでしょうか?」とも。
だから、「採用面接」のような上手くいかなかったら凹んでしまう緊張の場ではなく、後腐れなく気楽な場が必要だと思った次第。いずれは撮影を仕事にしたいけど、これで本当にいいのかとか、上手くいくのかわからないという不安を少しでも解消できればと思います。
〇 将来は撮影に関わる仕事をしたいけどまだ不安が残る方
〇 心の準備ができないまま就活に挑まなければならない方(挑んでいる方)
〇 自分の周りに業界関係者がいないため生の声を聞くことができない方
〇 採用面接の模擬練習をしたい方
「第3回スタジオ相談室」11月3日(水)の開催です。スタジオの採用面接に挑む前に、いかがでしょうか?「外苑スタジオ」に受けるつもりはないって方でも歓迎します。詳細・応募方法は「お知らせ」ページの『第3回「スタジオ相談室」開室します』をご覧ください。