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100点満点取りたい人
「ブログ書いて!」
と、田辺さんに言われて、女性スタジオマンについて私が思うところをなんとなーく書いてみました。
『女性でスタジオマンを目指している人へ。
男女の差なんて関係ないですよ。重いものが持てなくても、気遣いや上手くコミュニケーションを取る能力など他で補えるように頑張れば良いですよ。
得意なことをさらに伸ばして、不得意なことにもしっかり向き合う。それが大事なことだと思います。
根性さえあればあれば大丈夫!一緒に女性スタジオマンとしてはたら……』
が、先生ウケを狙った作文みたいだと田辺さんに却下されてしまいました。
たしかに。国語の教科書に載ってそう。
と言うことでこれが二度目の挑戦。
田辺さんには自分の思うままに自由に書いていいよと言われましたが、つい半年前まで高校生をしていた18歳の私はどうしても先生ウケする100点満点狙いな文になっちゃいます。
学校ではそれが正解だったので。
そんな100点満点を狙う私が思うこと。
学校という場所では、先生からの評価があって、試験があって、正解か不正解かがはっきりとしていました。
しかし、スタジオマンという仕事はサービス業なので、お客様一人一人、求めているものが違い正解は明確ではないのです。
あの人はこうしてほしいと言っていたけど、この人はそれをやると嫌がる。
あの人にやらないでいいよと言われていたことも、この人にはなんでやらないの?と言われる。
100点満点を狙いたい私としては、難しいなと感じるわけです。
何を求められているかを考えすぎて、悩んでしまうなんてしょっちゅうです。
人の顔色を伺ってばかりなのはよくないかも。そんなことも思いますが、この性格は変わりそうもありません。
全てのお客様に良いスタジオだな、良いスタジオマンだなって思ってほしいですし。
そこで開き直ることにしました。
自分の思うままに自由にと言われても、そうすると先生ウケする100点満点を狙った作文みたいになってしまうのだから仕方がないじゃないですか。つい半年前まで高校生をしていた18歳なので。
ここまで正直に書けば田辺さんの100点も取れたはず。
この文がブログになっていたら100点満点だったってことですかね?先生。