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校長先生の話はなぜ長いのか

このお題目、以前のチコちゃんでもやっていたのですが、見ていますか?『チコちゃんに叱られる』

この時の答えは「ネタ本があるから」。さらにそのネタ本に校長先生がそれぞれ自分なりのエピソードを加えるから、もーっと長くなるとのこと。

 

でも、この問題の核心部分は、「校長先生の話はなぜつまらなくて記憶に残らないのか?」ということ。だから、長く感じるわけですから。ま、公共の電波、増してやNHKが言えることではありませんが。

 

ところで、先日スタッフのAさんがこんなことを話してくれました。それは知り合いのカメラマンさんたちの忘年会に参加したときのこと。様々な話が飛び交う中で、「スタジオマンはスタジオで色々な撮影を見ているだけで自分も出来る気分になりがち。でもそれは勘違いで、結局は自分でやってみないとダメなんだよ。」という話を耳にしたとのこと。

それを聞いた彼女は、「すごく図星だ」と思ったそうで、自分ももっと実際にやってみることを徹底しなくちゃいけないと痛感したそうです。

 

その話を聞いた僕は心の中で叫びました。「だから、いつも言ってるじゃん!」でも、大人の僕はその気持ちをグッと抑えて、素直に彼女に聞いてみることにしました。

 

「僕も日頃から、そういったことを言っているつもりだけど、なんで僕の言葉はみんなに届かなくて、その時のカメラマンさんの言葉はAさんに刺さったんだろう?」

 

すると、てっきりどう答えて良いのか考え込むと思っていた彼女はあっさり即答しました。

 

「それは、田辺さんの話は説明的というか実感が湧かないんですけど、そのカメラマンさんの実体験からの話は私にもすごく分かり易かったからです。」

 

 

校長先生の話が退屈で記憶に残らないのは、いくら子供たちのためを想っていても、大人目線の話を大人の言葉で言っちゃうから、子供の心には引っかからないということのようです。僕は知らぬ間に、校長先生になっていました。そんなに立派な人物ではありませんが。

 

それにしても、立派でもないのに、話せば校長先生のようって、まさしくただのおっさんじゃないですか。

 

ボーっと生きてんじゃねーよ! 俺!!

 

 

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