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【自画自賛】世界最高BBQ報告
某日某所で3年ぶりの新人歓迎会を開催しました。スタッフ&マネージャー全員参加のBBQ大会。マスク無しでみんな揃ってワイワイやれたのは実に2年11カ月ぶり。これも徒歩数分のところに都の無料PCR検査所ができたおかげ。なにせ検査結果が2時間で出るので、当日朝に検査を受けて全員が陰性であることを確認。晴れてみんな揃ってマスクを取って歓迎会に挑めたのです。
年々進化してきた外苑BBQメニューのレシピ。コロナの間もプライベートで研究してきたので、今回も過去最高に美味しいBBQとなりました。
その中から一部メニューのご紹介
☆ 世界一美味しい燻製半熟味付け卵(30個)
ゆで卵マシーンで作った半熟たまごを秘伝の調味液に浸けて一晩。それを食べる1時間前に取り出して桜チップの燻製器へ。本物の燻製を初めて知るスタッフはこの美味さに感動すら覚えます。今回は燻製職人Hちゃんがいい仕事をしてくれました。
☆ 邪悪鶏(3kg)
一般名称:ジャークチキン。外苑流は前日に4種類の野菜と6種類のスパイス。そして無添加のジャークシーズニングを練り込み冷蔵庫へ。レゲエの国ジャマイカの料理だけあって、本場では構うことなく真っ黒こげに焼き上げます。でも、火元責任者は日本人な僕ですから、細心の注意で炭火をコントロール。焦がさずやわらかさそのままに火を入れます。ジャークチキンには目のない僕ですが、このスタジオの邪悪を超えた美味さのものを僕は口にしたことがありません。
☆ いきなり素敵(4kg)
一般名称:牛ステーキ。お手頃価格の外国産牛肉ですが、秘伝のタレと炭火マジックで肉肉しくもやわらかい旨味あふれるステーキに大変身。4kgの肉は瞬く間になくなってしまいました。おかげで僕は一切れも口にできずじまい。まあ、売れ具合を見る限り、最高に美味かった模様です。
☆ 信じられないローストビーフ(2kg)
今回は家から持ってきた低温調理器が大活躍。58℃のお湯に浸けること5時間。グラム198円の外国産牛モモ肉がやわらか~く仕上がりました。
☆ タイ焼きそばパッタイ(12人前)
今回、唯一の失敗作。NさんとNくんのダブル攻撃ラム酒のストレート攻めで酔わされたせいか、最後に回し入れるはずの溶き卵を入れ忘れたままみんなに振舞ってしまいました。みんなも酔っぱらっていたので「ちょっと辛いけど美味しい~」って食べてくれましたが、辛かったのは卵が入らなかったからです、ごめんなさい。
☆ 超伝説のモヒート(ラム3本)
たっぷりのライムとこれまたたっぷりのミントの葉をグラスの中で軽く潰し、ラムとソーダを入れます。このモヒートが伝説であるゆえんは、サンティアゴ・デ・クーパ。モヒートに合うラムは、バカルディではなく、ハバナクラブでもなくこれです。円安やら近くの大国の人たちの買い占めにより、なかなか手に入りづらくなってきましたが、今回は運よく適正価格で仕入れることができました。このモヒートと邪悪鶏の組み合わせは、トマトとモッツァレラのごとく、焼きサンマと大根おろしのごとく、相乗効果が半端ありません。
お金に糸目をつけず高級食材をふんだんに使用するBBQではなく、手間暇・こだわり・情熱をかけた【自画自賛】世界一のBBQです。前々日の準備から包丁を振るい、あちらこちら買出しにいってくれたHくんとHさんに感謝です。おかげで、久しぶりに心から笑ったすこぶる美味しい会となりました。
もっとも、僕はパッタイを作ったあたりから記憶がありません。
片付けみなさん、すみませんでした。ありがとう。
【PHOTO:Hくん】