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お年賀LINE
ある人に伝えたいことがあってLINEしようとしたら、思いのほか長文に。年明け早々からウザいオッサンLINE送り付けたら、今年一年ず~っと煙たがられてしまいそうなのでブログにアップします。
明けましておめでとうございます。
年明け早々すみません。
忘れないうちにお伝えしたくて、ご連絡しました。返信まったく不要です。
年末に僕が話した写真集。店(ひらずみ)から借りてきてお見せしようと思ったのですが、この本だけは貸出不可といわれてしまいました。
なので、以下にご紹介。もし、気になったらお店に行って見てみてください。
2006年に亡くなった渡辺克巳という写真家の『新宿 1965-97』(新潮社、1997年)
何かエネルギーの原点とか眼差しが似ている気がして、ご紹介したくなった次第です。
写真集は時代のメインストリームから外れて生きるしかなかった人たち(娼婦、ヤクザ、オカマ、ヌード嬢、チンピラ、ホステス、酔客、家出少年…)を新宿で撮り続けてきた写真家の32年にわたる記録です。1枚1枚のスナップが写真集となることで、その時代が匂い(臭い)立ってくることを僕はこの写真集を通して初めて知りました。
例えばファッションみたいにスタイリッシュでオシャレにカッコいいものではなく。その生き方しかできない人びとの人生は、それだけで称賛されるべきもの。それこそカッコいい人生。そんな視点。
だから、臭い立つほど撮って、いっぱい見せてね。
今年もよろしく!
ウィキペディア『渡辺克巳』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E5%85%8B%E5%B7%B3
写真集『新宿 1965 – 97』
https://made-in-wonder.com/item_detail.php?item_id=3298