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マルシャ
関東地方がまだ梅雨入りする前、ストックを整理していたら、いつのものなのか誰のものなのかもわからない、大きな丸レフが出てきました。中を見ればレフの布地はボロボロ、とても使えそうにないほど劣化しています。
汚いし最初は捨てようと思いましたが、丸レフのフレーム部はしっかりしています。そこで、スタッフと相談して、ダメ元で布地部分を張り替えてみることにしました。しかも、「レフ」はみんな持っているので、試しに「紗」を張ってみようということに。上手に出来たら儲けものです。
まずは、光にこだわるTくんが新宿の岡田屋で「紗」にする適度に薄手で伸縮性のある布地を厳選。それを裁縫が趣味のNくんが縫い付けます。丸いレフのフレームに均等にテンションをかけながら縫わないと、フレームの形がいびつになってしまうので、繊細さを求められる作業でした。
通常業務の合間にやっていたので、作業はなかなか進みませんでしたが、気象庁が関東地方の梅雨明けを発表した日にやっと完成。
「マルシャ(丸紗)」と名付けました。直射日光のドギツイ光をきれいにやわらげます。
使い方はこう↓
↓これは、無し。
↓これが、有り。
テストモデルは男性スタッフですが、女性を撮る時に威力を発揮するシロモノです。
スタッフのみんなは、ロケ機材として使ってみてね。丸レフのフレーム畳める練習が必須です。